初めてアルバイトとして働くという人の中には、進学を期にという人もいれば子育てが一段落した主婦の人もいるでしょう。
では、実際にアルバイトを始めるにあたって注意すべき点にはどのようなものがあるのでしょうか?
求人情報を見ると、フルタイムで募集しているものもあれば、「1日3時間からOK」といった書き方をしているものまで、時間の規定はさまざまです。
そこで大事なのは、相手(企業)の時間に合わせようとするのではなく、自分の生活の中でどれだけの時間をアルバイトに使えるのか、きちんと把握しておくことです。
場合によっては、広告では「1日3時間からOK」と書かれているにもかかわらず、希望の業種ではより長時間のバイトの募集しかしていないというところもあります。
そんなときに「せっかくだから」と自分の生活に無理をさせようとしてしまっては、結局長く続きません。
線引きをするのは自分自身なのだから、相手に合わせるのではなく、己を律するのも大事なポイントといえます。
また、時間以外に手当の面も気になるところです。
各種保険はもちろん、フルタイムではないアルバイトでも有給取得の権利はあります。
また、交通費の支給はどのような基準なのだろうかなど、面接でそのような質問をしてもきちんと答えてくれるところは信頼できる企業と言えるでしょう。
そして、長時間の労働を希望するのであれば、扶養控除の範囲に収めるか否かも重要な点です。
主婦であれば気にする人は多いかもしれませんが、学生であっても収入次第では親の扶養から外れてしまうので注意が必要です。